レポート その5です。 グッズもいろいろ持って行ったのですが、ほとんど初日に売れてしまい2日目からの人には申し訳ない事をしました。 もう少しちゃんと用意して送らないとダメですねー。 下の写真は販売用の イラストシートです。写真はクリックで拡大します。B4サイズでクリアパックの中にダンボール板をしいてパックしています。立てているのは古木里庫の備品で。ピッタリのがあったのをお借りしました。  下の写真は ポストカードや カレンダーと ブローチや しおりなどを展示した台(木の火鉢)です。写真はクリックで拡大します。  下の写真はパッケージのイラストを担当した猫の形のクッキー『 湘南江ノ猫』と『 伊豆のととねこ』の展示です。50個ほど購入してこちらで販売しました。写真はクリックで拡大します。絵に興味が無いお客さんや子供さんが喜んでくるかなと。人にあげるのか、まとめて買ってくれるお客さんが多かったですね。  2階のスペースではこれまで手がけた「 おもちゃやキャラクターデザイン」などをパネルと現物で展示しました。別の空間になっているので サブの展示などに使えます。2階は お客さんの休憩スペースにも利用しました。  会場のいろんな所に飾ったレモンは、レモン農家をやっている同級生が「 飾りなよ」と持ってきてくれた物です。いい匂いがして、ポイントポイントに置くと絵になります。個展が終わった後家に持って帰りましたが日持ち良くて、切るとすごくジューシー。 仁尾のレモン良いですねー。  以上、 森俊憲第一回個展『かげろうの町』のレポートでした。 また仁尾の町をバックにしたイラストを描いて何枚かできあがる頃に2回目をやれればと思います。 お世話になった皆さん、来てくれた皆さん、お買い上げいただいた皆さん、ありがとうございました。 それから 古木里庫スタッフの浪越さん、西山さん、矢野さん、お世話になりました。 またいつか、よろしくお願い致します。ありがとうございました。
古木里庫のギャラリー内部はこんな感じです。クリックで拡大します。 古材のいっぱい詰まった大きな倉庫の一部に、これまた古材で作ったギャラリースペースが入れ子になっている感じ。 奥に見えるのが入り口です。右で会計をしているのは手伝いにきてくれた弟です。 手前の2人は、なんと東京から駆けつけた(朝5時に起きて飛行機でやってきた) 島川君と大山君。2人は以前勤めていたおもちゃのデザイン会社の同僚です。今でもいろいろと付き合いのある2人。会場で目にしたときは一瞬自分が今どこに入るのかわからなくなりました(笑)寝不足だったしね。 2人はその後別々に四国を楽しんで帰って行きました。 それから 専門学校時代の友人(今は地元の高松でデザイナーやってます)が、仁尾出身の若いデザイナー!(家の近所の人だった)を連れて高松から来てくれました。 もちろん地元の中学や高校の同窓生や担任の先生、同窓生のお母さんなんかも来てくれました。お母さんとかはもう何年ぶりという感じです。それから小学校の担任の先生も来てくれました。それこそ会うのは小学校以来です。「 森君変わったわね」とか言われて。(笑) 後は親類関係。もうずいぶん会ってなかった従兄弟とか。年賀状でしか知らなかった人とか。 故郷でやる個展というのはそういう意味では、人とのつながりをもう一度つなぎ直すみたいな効果がありますね。 下の写真はグッズショップの ポストカード立て(手作りです)と向こうは「たびねこ」額の展示コーナー。 写真はクリックで拡大します。  下の写真は たびねこのコーナーです。上の4枚が今回の為に描いた仁尾の風景です。額は地元新潟産の桐の木を焼いた枠を使った物で、古びた感じがここの古い柱となじんでました。下にあるのは「たびねこ」達をプリントしてダンボール板に貼って 切り抜いたパネルです。雰囲気づくりに結構役立ちました。次回はこれをたくさん並べたい(笑)  下の写真は2階から見た1階の会場。良い家具や薪ストーブなどがあります。左が持って行った ブリキのロボットたち。写真はクリックで拡大します。  下の写真は今回一点だけ展示したむかーし作った 3DCGのロボットのイラストです。結構でかい額は自作です。レッドシダー材の表面に蜜蝋ワックスを塗った物です。古くさいロボットに似合ってました。描く物が ロボットから猫に、いつの間にか変わってきましたね。
 さて、なんとか飾り付けも終わり、個展初日、友達の紹介で新聞に掲載されるかも(大きな事件があると掲載されません)ということで、9時半に古木里庫へ。上は取材中の写真。 取材は初めてですが(初めての事ばかりですなー)記者の人にいろいろ聞かれ、最後は一番乗りでやってきた中学の同級生(女性数名!)と写真を撮って終了。無事次の16日(日曜日)の 四国新聞に掲載されました。 さすがに記者の人ってうまくまとめますねー。いろんな事しゃべった中で押さえる所はちゃんと押さえてあって感心しました。 日曜は新聞を見てきてくれた方も数名いらっしゃいました。話を通してくれた友達に感謝。 以下新聞記事です。
今回の個展では イラスト額の大7点、 小9点の他に、 はこどけい18種、 ネコとくらす時計3種、 ブリキのロボット10種、 ロボットのでかい額1個、 カレンダー2種各10個、 ポストカードセット2種各10個。 ポストカードバラ320枚、 ブローチ20個、 しおり10個、 イラストシート(額の中のシートをダンボール板とセットにしたモノ)30枚、 猫のクッキー55個、 仕事説明パネル40枚、 作品ファイルA3-2個、 切り抜きPOPパネル、 説明用パネル、 名刺などなど・・(笑) とにかく出発前日まで作れる物を作って送ったのですが、でかいダンボール箱6個!送料合計約1万(笑) それが、今、額の位置だけ大まかに決めて、桜見物に行って戻ってきた私の目の前に散乱しております。(笑) いかんせん、小物が多くて、本人は何とかなると思っていたのですが、時間が刻々と過ぎてゆき、さてこれは終わるのか・・思い始めた所に、いとこの奥さん2人が手伝いにきてくれました。 地獄に仏とはこのことですね。(笑) 一人はもともと最初にここのギャラリーで個展やりませんかと提案してくれた人で、以前ギャラリーに勤めていた事があると言う強者です。 個展では皆が談笑できるコーナーを作って、 お茶を飲んだりお菓子を食べたりする所が必要なのよ!と、ネスプレッソとお菓子とお茶を用意して、受付を飾る華やかな花束も持参してきてくれました。 1人と3人では大違い、あれよあれよという間に並べられ、ブリキのロボットなどはテーブルに並べていたのをこっちの方が良いということでストーブや鍋と一緒の展示に変更、長イスの位置なども観客の立場になって考えて移動。最後に、展示用のはしごに少年のPOPパネルをかけてお二人で『キャー、似合うー』という事になりました(笑) ということで無事時間内に展示終了。一人だったらたぶん終わってませんでしたね。 途中、気がきかない私の事をよく知っている友達がお菓子やお茶を持ってきてくれたりして、なんか、今回は人に助けてもらう事ででき上がっていた個展だったような気がします。 下の写真は手伝ってくれたお二人・・ではなくて(笑)お二人の中のA子さんの愛犬ナポリともう一匹(名前忘れた)親子です。  下はエントランスの看板。今回はプリントアウトした物をダンボール板に貼って、切り抜いたPOPを何枚か用意しました。これって不思議ですが、切り抜くとなんか命が宿るんですよね。四角のままじゃダメなんです。  持って行った『ネコとくらす時計』と『 はこどけい』はここにあった備品の古い板戸に展示しました。この格子とはこどけいのデザインが合ってていい感じ。はこどけいは売ろうと思って持って行った物に針が付いてなかった(笑)のですが、欲しいという方が結構いらっしゃいました。次は持って行きますねー。  これがはしごの少年。
4月15日から故郷香川県仁尾町の 古木里庫で開催された 森俊憲第一回個展『かげろうの森』は無事終了致しました。 たくさんの方に見にきていただき、グッズもたくさんご購入いただき、本当にありがとうございました。 昨年の秋に話をもらって、仕事の合間に仁尾町を背景にした『 たびねこ』番外編『かげろうの町』のイラストをなんとか4点製作し、公開する事ができました。 年末から母の入院などもあって何度か帰省したりして、なにか故郷に向き合うという時なのかなと思ったりもしました。 初めての個展で、どういうことをやって、何が必要なのか、やる本人もよくわかっておらず(笑)そのまま突入したのですが、いろんな人に助けてもらって、バタバタしながらもなんとか無事に終わる事ができました。 本当にありがとうございました。 これから何日かに分けて個展の様子をお送りします。 まず初日の飾り付け。寝不足の目をこすりながら朝10時より開始。大まかな額の設置が終わり、少し飽きた頃、古木里庫の浪越さんから、すぐそこに桜の素晴らしい神社があるので見に行きましょうと誘われてちょっと(笑)見に行ってきました。 「進男神社」と書いて「スサノオ神社」と読みます。 下の広場にも桜が咲いているのですが、鳥居を抜けて階段を上るとそこに見事な桜が1本、満開の花をつけて立っていました。 この後、「飾り付け」を甘く見ていた事に気付く事になるのですが・・(笑)それはまた次の話で。 写真はクリックで拡大します。 
 先日から描いている、たびねこ番外編 かげろうの町|レモンが完成しました。レモン畑のマルとクロと僕(昔の) ※イラストはクリックで拡大します。
結構高い山からの眺望なんですがそうは見えないなー(笑)真ん中に見えているのはため池です。レモンの木を通して山の上から見える池と海と島。良いですねー(笑) もともとこの辺は、みかんの産地として有名な所で、 温暖で日当りの良い気候(日照時間が日本で一番長い)がおいしいみかんを育てます。最近はレモンにも力を入れていてレモン畑も増えているようです。マーマレードや蜂蜜漬けなどレモンを使った食品の おしゃれなお店ができたりしてレモンの町としても知られて来ているようです。 下の1枚は別案です。レモンの木がきれいに見えるように背景を白っぽい色で塗ってみました。イラストとしてはこっちの方が軽い感じでおしゃれかな。 ※クリックで拡大します。
森俊憲第一回個展| かげろうの町| レモン 現在製作途中の1枚です。 レモンの木を描く前に クロと マル、それから レモン運搬用のモノレールを描きました。 この山の運搬用モノレールは今も使われているかどうかは不明です。先日言った時は畑に残っていたのでまだ使われているかも。 畑は結構山の上の方にある為車が入れなかったりするのでこういう物で運びます。 中学卒業の頃に、友達の家でみかんの収穫のアルバイトをした事があるのですが、その時にこれでみかんを運んでいました。自分も乗ったような記憶があるのですが定かではない(笑)。 さあ、これから下まで行くぞという時にふとみるとクロとマルが期待の目で見てる・・。 さて、今度は本当にレモンの木を描かなくちゃ。ああ、面倒だな〜。
 まだ絵はできてないのですが、制作途中の3枚目は 曽保地区の山の上から見た風景。 これから少年の後ろにレモンの木を描かなくてはならないのですが、さて、どういう風に描くか思案中です。 正月に帰省した時に山の上の方まで歩いて撮影してきました。 みかんや レモン、 ビワの果樹園が山の斜面にあって、見下ろすと曽保の町と海が見えます。ここは本当に良い所ですねー。 会場になる 古木里庫さんのHPに個展の案内が載りました。 こちらです。 後1カ月なんですね〜、時間が経つのが早い(笑) さて、レモンの木でも仕上げるかな。
 4月の個展「 かげろうの町」のポスター作りました。 画像はクリックで拡大します。 作品制作は遅々として進んでおりませんが(笑)なんとか新作を4枚出展したいと思います。 ポスターは同窓生のK君が町のいろいろな所に張り出しを頼んでくれるそうです。ありがたいです。 今年のお正月には還暦同窓会があって、久しぶりに小中の同級生と会いました。みんな外見はそれなりに変わっているけど(笑)中身はほとんど変わってないですね。 故郷という土地からも人からもエネルギーをもらって帰ってきました。
 4月15日〜18日に故郷の香川県三豊市仁尾町『 古木里庫』で開催予定の第一回個展用イラストの第2弾です。 町の中央に『 八紘山』という、小さな山があります。かつてはここに城があったらしいですが今はありません。 頂上に出ると東側は山で、西側は瀬戸内海の島( 蔦島と小蔦)と仁尾町の街並みが見えます。 この絵の桜ほど大きくはないのですが何本か桜の木があって、桜シーズンには花見でにぎわいます。 そんな所をモチーフに桜の木に登ってなぜか泣いている少年と猫と犬を描きました。 下が絵の全体像です。 絵をクリックすると拡大します。
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