
今日は朝から雪になってます。今年最初にしては大雪になってますね。10センチくらい積もってるかな。
さて、今日は2006年ころにバンダイから商品化された『爆シード』というミニ四駆のようなシリーズの周辺商品「ラップチューン」のデザインのご紹介です。
幼児玩具のデザインが多い僕には珍しくメカっぽいハードなデザインです。出しているのはガンダムなどを作っている事業部です。昔おつきあいの有った方が移動されてそちらから依頼していただきました。人の縁は大事ですね。
商品内容は、コースに設置してのラップカウンター計、実車に変換した時の速度計、モーターの回転計、後何があったかな(笑)まあ、メカニックが使うようないろいろな機材が一つに集約されたようなチェッカーです。
下はほぼ最終のデザインスケッチです。頭に飛び出しているのはコースに設置した時のシグナル部分で、センサー内蔵です。テーブルの黄色いローラーにクルマを乗せてスピードなどをチェックします。

下は最終少し前の三面図です。これからいろいろ変更になってます。これを元にして正式に図面を起こして制作されています。普段あまりカッコいいデザインの仕事はないのですが、昔から機械は好きなのでこういう物のデザインも大好きです。なんせ、大学機械科中退ですから(笑)機械のデザインの仕事とか、もっとやってみたいですね。

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イラストレーター&トイデザイナー|森俊憲 -------------------------
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かんきゅうさん
一番最初のラフスケッチはエンピツの手描きで何タイプか描きます。この辺は昔と同じ。
これをスキャンしてJPEGでメール貼付で送ります。
後はメールでやり取りしてデザインを詰めながらデザインとスケッチの精度を上げてゆきます。
だから地方にいても仕事ができます。
今はほとんどデータのやり取りだけで仕事は終る場合が多いです。
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ちゎーす。
メカものが気になってちょっと見に来ました。
これは、フォトショップで描いたんですかぁ。
こういうのってサイズはどれぐらいで描くの?
クライアントから指定されるんですか?
玩具は8年ぐらい前、"クラッシュギア"を少し
やらせていただいた後、まったくないので
懐かしいですね。
かんきゅうさん
久しぶり。お元気そうで。
これは『アドビ イラストレーター』というソフトで描いてます。
ドローソフトなのでサイズは拡大縮小してもきれいにプリントできます。
パーススケッチはこれをJPEGで書き出してメール貼付で送ります。
向こうからの指定は有りません。
ようは企画書に貼れるスケッチであると言うことが必要十分条件かな。
最初のラフスケッチは手描きで、それをスキャナーでスキャンしてJPEGにして送ります。
ラフは上のような感じです。追加で貼付します。
本当はCADソフトで最初から描ければメーカーはそのまま金型図面とかに使えるので良いんだろうけど、勉強不足で僕は使えません。ただ、イラストレーターの2次元図面は下絵の線としてCADソフトに取り込むことはできるので、それをベースとして設計することはできます。
なるほど。イラストレーターなら納得。
サイズ関係ないですもんね。
自分も以前、"パンチファイター"と言う商品でライダーと
戦隊ものをイラストレーターでやったことありました。
はじめてイラストレーターでの納品でしたので、
えらい苦労した記憶あります。
本体手前の波型部分デザインがいいなぁ。
かんきゅうさん
最初のころはイラストレーターのパスをひくのが難しくて、複雑な物はできなかったんだけど、そのうち慣れてくると結構いろいろできるようになりました。
グラデーションとか色の透明度とか追加機能も増えて、表現の幅は広がったよね。
ただ、線をいちいちトレスするのは本当にめんどうで、よく肩こりに悩まされました。今は細かい動きに腕が付いていかない、歳かも(笑)
手前の波形部分はいいでしょ。ちょっと変化をつけたい時によく使う手です(笑)
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