
昨日の続きで、ヤマハ英語教室の教材の
キャラクターイラストの話です。
昨日はキャラクターの三面図を紹介しましたが、今日はそれを下絵に3Dソフトで3D化して行く所です。
3Dは言ってみれば仮想立体ですので、パソコンのモニタの中で粘土を伸ばしたりしているような物です。
ポリゴンという板の組み合わせでできているのでそのポイントの位置を移動させて形を作って行きます。
まあ、根気のいる作業なのでやりたくないのですが(笑)下絵に合わせてコツコツ形を整えてゆきます。
これをモデリングと言います。
形ができ上がったら、それぞれに色や素材感を設定します。ツヤツヤしたもの、金属質の物、透明な物、設定次第でいろんな素材感を表現できます。
素材の設定が決まると今度は撮影です。これは現実の撮影と同じようにバーチャル空間にこのモデルを置いてカメラを設定して、ライトを設置して撮影します。これがまたいろいろな設定があるので決めるのが大変です。ライトにもいろいろな種類があり、どこに置くかでモデルの見え方が全然違います。
それで、そうやって撮影(レンダリングと言いますが)すると下の絵のような画像ができ上がるわけです。現実にはどこにもこういう立体があるわけではないのですがそこに立体物があって、それを写真に撮ったような画像ができるんですね。

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イラストレーター&トイデザイナー|森俊憲 -------------------------
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