
先日から続いている長岡市摂田屋の『機那サフラン酒製造本舗』のご紹介です。
今日は離れ?の建物についている懸魚を紹介します。
離れの玄関の屋根の下についている物、呼び方がわからなかったので調べてみたら『懸魚』(げぎょ)というものでした。火に弱い木造建築の寺院を火災から守るために水に縁のある魚などの彫刻を屋根に掲げて火災から守ってもらう、お守りみたいなものらしいですね。
いったい何が彫ってあるのかよくわからなかったんですがパソコンで拡大してみたら亀が彫ってありました。下向きに半分体を乗り出すように彫られています。魚ではないですが水に関係ある動物ですね。こいつが長い間火災からこの建物を守ってきたんでしょうねえ。
よく見ると後ろには2匹の犬でしょうか?いや雲かな?。真ん中の玉のようなものを支えています。
下が離れの全体写真です。草刈り前に撮ったので周りは草ボウボウです。屋根の部分とかがだいぶ痛んでシートがかかっています。中央の玄関の部分に亀の懸魚がかかっています。市役所の方の説明ではこの玄関の屋根もあまりない代物らしいです。大屋根の丸み(ムクリ)もいい感じですねー。
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